Ubuntu25.04(Arm)で日本語の表示・入力ができるように設定する

Ubuntu25.04(Arm)で日本語の表示・入力ができるように設定する_ヘッダーイメージ Linux

はじめに

前回の記事で、仮想マシンにArm版のUbuntu25.04をインストールしました。

インストールの際に、なぜか日本語が文字化けしていたため英語でインストールしました。今回はこれを日本語に変更していきます。
前回の記事は初心者向けを謳っていたこともあり、今回はできるだけGUIで操作していきます。

上記以外でも、シンプルにUbuntuを日本語化したい方も参考にできると思います。

言語のインストール

設定画面を開いて、日本語のインストールから行います。
まずは起動したUbuntuの左下をクリックし、アプリケーションの一覧から設定を開きます。

アプリケーション一覧を表示する方法
設定アプリを起動する様子

これ、よく見るとLanguage Settingなるものがありましたね。こっちでも良かったかも。

代替手段

今回はSettingsを開いた場合の手順をまとめていきます。

設定画面の操作方法

左のリストを下へスクロールしてSystemをクリックします。
画面が切り替わるので、右側のSystem欄にある”Manage Installed Languages”をクリックします。

言語をインストールする画面を表示する方法

このような画面が開くので、Install/Remove Languages… をクリックします。

日本語を選択する様子

言語の一覧が開くので、Japaneseにチェックを入れて右下のApplyをクリックします。

認証画面

このようにパスワードの入力を求められるのでアカウントのパスワードを入力します。

言語リストの紹介

前の画面に戻るので、言語のリストをスクロールするとうっすい文字で日本語が増えているはずです。

日本語をシステムに設定する様子

説明が難しいのですが、この日本語の項目をドラッグして一番上に持っていってください。
一番上にできたらApply System-Wideをクリックします。

感覚としては、リストの一番上のEnglishに重ねるようにドラッグすると上手くできます

ここで一度再起動しておきます。次回起動以降は日本語表示となるはずです。

起動時のフォルダ名称の確認について

日本語へ変更した後、”標準フォルダーの名前を現在の言語に合わせて更新しますか?”という、下のような画面が表示されることがあります。

標準フォルダーの言語設定

正直好みなので、どちらを選んでもOKです。
私はCUIで使うことを考慮して、英語名のまま使うことが多いですその場合は次回から表示しないにチェックを入れたままで、”古い名前のままにする”を選択します。
各フォルダを日本語で使いたい方は、次回から表示しないをチェックした上で、”名前を更新する”をクリックしましょう。

日本語入力について

最後に日本語入力についてです。

これまでの設定を行った後であれば、画面右上のjaと書かれている部分をクリックして、日本語(Mozc)をクリックします。

入力メソッドの変更

これで、普段使っている全角・半角のような日本語と英語を切り替えるキーで切り替えができるはずです。

日本語を入力する様子

日本語にすれば、このように日本語で文字が打てるようになるはずです。

まとめ

今回はできるだけGUIで表示言語を切り替えてみました。日本語をドラッグして上に持ってくる部分でつまづいて、書くのに時間がかかってしまいましたが、分かってしまえば結構簡単でした。

少しでも皆さんの役に立てばと思います。
文字記事が役に立った方は、左下あたりのハートマークをクリックしてもらえると嬉しいです!